公園内には、JR発足後、初めて製造された豪華客車「夢空間」のダイニングカーとラウンジカーを設置しています。2026年5月頃から「夢空間」車内でのさまざまな事業を開始予定です。
『夢空間』は、国鉄がJR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)になって唯一新造された 24 系の客車です。1号車の食堂車「ダイニングカー」2号車のラウンジカー「クリスタルラウンジ・スプレモ」、3号車の寝台車「デラックススリーパー」の3両1組で構成されており、それぞれ緑、赤、青を基調とした鮮やかな外観をしています。
平成元年(1989)の「横浜博覧会」開催時に、桜木町駅前において、はじめて公開・展示され、平成3年(1991)には「北斗星トマムスキー」号として一般営業を開始、予約が困難ほどの人気を誇りましたが、残念ながら製造後20年程経った平成20年(2008)3月に老朽化を理由に営業運転を終了しました。
ラウンジカーとダイニングカーは平成21年(2009)年6月、デラックススリーパーは平成23年(2011)12月でそれぞれ廃車となりましたが『夢空間』は、後に豪華寝台列車として開発・製造された「カシオペア」や「TRAIN SUITE 四季島」などへ多大な影響を与えています。
その後、ラウンジカーとダイニングカーは、平成21年(2009)9月より埼玉県三郷市の「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」に移設・展示され、施設の来場者に親しまれてきました。デラックススリーパーは平成23年(2011)年12月に江東区木場にあるレストラン「アタゴール」に移設され、レストランの一部として飲食の提供などをされ、保存活用されています。
製造を東急車両、内装デザインを東急百貨店が担当。大きな展望窓が特徴で、中央部に4人用個室を設けていました。編成最後尾にダイニングルームを配置していることから、関係ない人の通り抜けがなく、ゆったりとした空間の中で食事をすることができました。
製造を富士重工業、内装デザインを松屋百貨店が担当。豪華な装飾、電動ピアノによる音楽が流れるなど、贅沢な時を演出した「クリスタルラウンジ・スプレモ」は、中央に配置されたバーカウンター、ゆったりとしたソファなど「オリエントエクスプレス」を彷彿させるものでした。